Monday, September 7, 2009

Oracle11gR2のデータウェアハウス新機能

題目はデータウェアハウスだとなっていますけど、Oracle11gR2の新機能が簡単明瞭によく説明されています。

関心ある方たちはきっと読んでみてください。


あまり多い機能が紹介されているので要略はむずかしいですけど、用心して使用してみるべきいくつかの機能たちが目にかかります。


  • In-Memory Parallel Execution: 並列実行のI/Oは本来はバッファキャッシュをバイパスします。でも11gR2からはOracleが多様なファクターを考慮してバッファキャッシュの使用するかしないかを決めます。RACでは適当なサイズのセグメントに対する並列実行は各ノードが適当な分量くらいバッファキャッシュに格納してパラレルに読み込むようになります。誤って使用すればむしろ性能低下が心配されます。この外にも並列実行に関連して多い新機能が追加されましたが、みんな厳密な検証が必要です。


  • Recursive WITH clause: 多くの場合にCONNECT BY句を代替するように見えます。どのような原理で再起的に使用できるかは研究の必要性があります。


  • LISTAGG関数: 行で存在する一連の値を一つのリストに縛ってあげる関数ができましたね。クェリはどんどん簡単になっています。しかし、やっぱりどんな原理で動作するのか、性能のわなはないのか確認が必要です。

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